2014/10/13

2014年長崎くんち「庭先回り」レポート! その1。 ~万才町「本踊」~

長崎を代表するお祭り、「長崎くんち」。毎年10月7~9日の3日間にかけて開催される、諏訪神社の秋の大祭です。今年は、「庭先回り」を観に行ってきました!…ということで、その様子を数回に分けてレポートしたいと思います。

「長崎くんち」という言葉を耳にすると、やはり「龍踊り」や「川船」、「本踊」などなど…といった演し物が連想されるかと思います。これらの演し物は、諏訪神社や長崎市公会堂前広場、八坂神社などで披露されたのち、「庭先回り」で披露されます。

「庭先回り」では、各踊町が長崎市内の家々やお店、そして県庁といった官公庁などで演し物を呈上して回ります。今回は、8日(中日)に庭先回りのルートとなっていた中央公園をメインに、演し物を観れるだけ観てきました。

最初に観たのは、万才町の「本踊」。披露した踊りの中には、「長崎ぶらぶら節」が!以前から知っていた曲でしたが、聴いたのはこれも久々でした。そして、僕の印象に強く残ったのは、「長崎万歳」という曲!
じげもん(長崎のことばで、「地元の者」という意味です)の心を熱くする歌詞に、会場全体のお祭り気分がより高まってきているのが分かりました(写真は、「長崎万歳」のときの物)。僕自身も、この曲にはグッときました。


後になって知ったのですが、「長崎万歳」が披露されるようになったのは1993年(平成5年)からとのこと。曲自体もその頃に作られたものだそうです。伝統を守るだけでなく、新しいものを取り入れようとする試みを以前から積極的に取り入れていることが窺えます。

会場では、「ショモーヤレ」の掛け声も聞けました!さて、長崎くんちの掛け声と聞いて、「モッテコーイ」を連想される方が多いかと思いますが、本踊での掛け声は「ショモーヤレ」。本踊のアンコールをするときには、この掛け声です!掛け声には他にも種類があるので、あらかじめ覚えておくと長崎くんちをさらに楽しめると思いますよ!

ということで、今回はここまで!次回に続きます。






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